「婚活コーチとして開業したい!でも法律って必要なの?

こんにちは、婚活コーチ開業予備校「ブラッシュアップスクール東北」で「起業・開業」・「WEB集客」・「予防法務」の講師及び顧問を務めています行政書士の大場です。
今回のテーマは「婚活コーチとして開業したい!でも法律って必要なの?」です。
それでは、はじめていきましょう。
「婚活コーチとして独立したい」
「人を幸せにする仕事がしたい」
そんな前向きな気持ち、素敵ですよね。
でも実際にスタートしようと思ったら、ふと不安になることがありませんか?
●開業の届け出って出すべき?
●トラブルになったらどうする?
●契約書って必要?
起業・開業には“気持ち”だけじゃなく、“法律の知識”も必要です。
でも大丈夫。難しいことは専門家(行政書士等)に任せて、安心して夢を形にしていきましょう。
ただし、その前に前提となる法律知識は知っておくべきです。
起業前に知っておきたい「婚活コーチの法務知識」
1|開業届を出す?出さない?
婚活コーチとしてお金をいただいて活動する場合は、税務署への開業届が必要です。
これを出すことで「個人事業主」として認められ、確定申告などもスムーズになります。
\ポイント/
→ 開業と同時に「青色申告承認申請書」も提出すると節税メリットあり!
2|契約書がないと、あなたが困る!
「信頼してくれてるから契約書まではいいかな」
そう思っていませんか?でも実際には、料金未払い・返金トラブルなどが起こることも。
だからこそ、婚活コーチにも専用の契約書が必要です。
最低限、以下の内容は盛り込んでおきましょう:
【最低限盛り込むべき内容】
●提供するサービスの内容(コーチング回数・方法など)
●料金・支払い方法・期限
●キャンセル・返金ルール
●守秘義務
●契約解除の条件
3|個人情報の扱いにもルールがあります
婚活コーチは、お客様のプライベート情報(恋愛歴・家族状況など)を扱います。
これを適当に管理していると、個人情報保護法違反になる可能性も。
そこで大切なのが、プライバシーポリシーの作成。
ホームページに掲載しておくと、安心感がぐんと上がります。
4|商標登録って必要?
もしあなたが「オリジナルの婚活メソッド」や「特別な名前」で活動するなら、商標登録も検討を。
他の人に先に使われてしまうと、自分が使えなくなることもあるんです。
5|SNS・広告の表現
●成婚実績・人数を掲載する際は「誇大広告」にならないよう注意
●「絶対結婚できます」は景表法(不当表示)違反の可能性
●他人の写真や文章の無断使用は著作権侵害
法務が整うと、自信を持って発信できる!
婚活コーチは、お客様の人生に関わる大切な仕事。
だからこそ、法務を整えることで**「信頼されるプロ」としての第一歩**を踏み出せます。
婚活コーチに興味ある方・ご相談はコチラまで⇒宮城県大崎市岩出山にある婚活コーチ開業予備校「ブラッシュアップスクール東北」