行政書士が見た「婚活コーチ」という新しい支援のかたち

こんにちは、婚活コーチ開業予備校「ブラッシュアップスクール東北」で「起業・開業」・「WEB集客」・「予防法務」の講師及び顧問を務めています行政書士の大場です。
今回のテーマは行政書士の立場から「行政書士が見た婚活コーチという新しい支援のかたち」という内容でお話し致します。
それでは、はじめていきましょう。
行政書士として、これまで多くの方々の人生の節目に立ち会ってきました。
「会社を設立する人」、「相続で家族の絆を見直す人」、「農業を継ぐために土地の手続きを整える人」
どの場面にも共通しているのは、「人生をどう生きるか」を真剣に考える姿です。
そして今、もう一つの人生支援の形として注目しているのが「婚活コーチ」という存在です。
これは単なる恋愛のアドバイスではなく、“人生設計の支援”としての婚活支援なのです。
婚活支援は“人生支援”である
私は行政書士として、「契約や手続き」を通じて、依頼者の「人生の方向性」に関わる機会が多くあります。
しかし、結婚という人生の大きな選択については、実は法的な支援だけでは足りない部分があると感じています。
婚活コーチは、こうした“人生の選択”において、
●自分の価値観を整理し
●パートナーとどう向き合うかを考え
●家族としての未来を描いていく
そのプロセスを伴走型で支えるプロフェッショナルです。
これは、行政書士の仕事にも非常に親和性が高いと感じています。
「人」と「暮らし」の両面から支えるという視点
たとえば、農家の事業承継の相談では「後継者がいない」という悩みが多く聞かれます。
その根本には、そもそも結婚できていない・パートナーが見つからないという課題が潜んでいることも少なくありません。
行政手続きでは解決できないその部分を、婚活コーチが補完してくれる。
つまり「人をつなぐ支援」と「制度を整える支援」が連携することで、地方や家業の未来を守ることにもつながるのです。
法律と感情、その間をつなぐ存在
行政書士は、法律のプロです。
しかし、法務の現場では常に「感情」と隣り合わせです。
婚姻届、離婚協議書、遺言、遺産分割協議書
これらの書類の向こう側には、必ず人の想いや迷いがあります。
婚活コーチも同じです。
人と人が出会い、関係を築いていく過程には、**ロジックでは解決できない“心の揺れ”**があります。
その揺れに寄り添い、希望を見つけていくプロセスは、行政書士にも非常に通じるものがあります。
「仕組み」と「心」の両面から支える地域づくり
私は、これからの行政書士の役割は「単なる手続き屋」にとどまらず、地域の未来を一緒に考える“仕組みのデザイン”にも関わるべきだと考えています。
その意味で、婚活コーチとの連携は非常に有望です。
●若い世代の定住支援
●農家の家業承継支援
●高齢化地域でのコミュニティ形成支援
こうした場面において、行政書士と婚活コーチがそれぞれの専門性を持ち寄ることで、より立体的で実効性のある支援が可能になります。
「婚活」と聞くと、少し軽く見られてしまうこともあります。
しかし、結婚は、暮らし・家族・地域との関係性をつくる最初の一歩です。
行政書士が人生の設計図を一緒に描く役割だとすれば、婚活コーチはその図面に“あたたかい色”を塗っていく存在。
これからの時代、法と心の両面から人の人生に寄り添う支援が求められるとすれば、婚活コーチと行政書士は、非常に良い“チーム”になれると、私は確信しています。
婚活コーチに興味ある方・ご相談はコチラまで⇒宮城県大崎市岩出山にある婚活コーチ開業予備校「ブラッシュアップスクール東北」へ
次回のブログはコチラ⇨「婚活コーチとプロ野球コーチの意外な共通点とは?」