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行政書士さんのホームページ集客の基本(第2回)<全5回>

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こんにちは、ブラッシュアップスクール東北の講師を務めています行政書士の大場です。

本日、行政書士さんのホームページ集客の基本(第2回)<全5回>ついてお伝えいたします。

 

第2回目のテーマは「“誰に・何を伝えるか”が決まると、ホームページは変わる」  です。


それでははじめていきましょう。

「ホームページは作ったけど、何を書けばいいか正直わからなくて…」「事務所紹介と対応業務だけ載せて、あとは放置状態です…」
そんなふうにお悩みの先生、実はとても多いんです。

 「誰に向けたサイトか」があいまいだと、届かない

行政書士の業務は多岐にわたるため、ホームページでもつい「何でもできます」と書きたくなります。

でも、それでは読み手にはこう思われてしまいます。

「結局この先生、何が得意なの?」「自分の悩み、わかってくれてるのかな…?」


今の時代、ただの“情報提供”では選ばれません。
必要なのは、「この先生なら、自分の悩みをわかってくれそう」と感じてもらうことです。

 まずは「誰に」を決めてみる
たとえば、こんな感じです。
●✔ 農地を活用したい農家の方
●✔ 相続を心配しているシニア世代とそのご家族
●✔ 補助金や許認可で悩む地元中小企業の社長さん
●✔ 離婚や養育費問題を抱えているシングルマザー
誰に届けたいかを明確にすると、その人に刺さる言葉が自然と出てきます。
 次に「何を」伝えるかを絞ってみる

「遺言書作成」や「農地転用申請」といった“業務名”ではなく、
その人が感じている“困りごと”“未来の不安”にフォーカスするのがコツです。

例えば

●「農地転用申請をサポートします」
 → 「家を建てるために必要な農地転用、スムーズに進めます」

●「遺言書作成を支援します」
 → 「家族がもめない“円満な相続”のために、やさしい遺言書づくりをお手伝いします」

専門用語を並べるのではなく、「この人ならわかってくれる」と感じてもらう言葉が大切です。

実際、ホームページの内容が変わります。

“誰に・何を伝えるか”を意識することで、次のようにホームページ全体の構成や見せ方が変わります。

Before After
トップページ:事務所名+対応業務一覧 トップページ:「○○でお困りのあなたへ」+課題解決の提案
プロフィール中心 読者の悩みに寄り添う文章が中心
すべての業務を羅列 ターゲットに絞ったブログやQ&Aを掲載
“誰に・何を伝えるか”は発信の起点

ホームページは「事務所の紹介」ではなく、“誰かに届いて、何かが動き出す”ためのツールです。

その第一歩が、「誰に・何を伝えるか」を決めることです。

これが決まると、ブログもSNSもチラシもすべての発信が、一本の線でつながってきます。

 次回予告

次回のブログはコチラ⇒ ホームページが働いてくれる導線設計とは?
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2025年07月27日 18:55