社会福祉施設向け「求人サイトの作り方」①

こんにちは、「ブラッシュアップスクール東北」で講師を務めています行政書士の大場です。
本日は、社会福祉施設向け「求人サイトの作り方」①をお伝えいたします。
第一回目は「人が集まる社会福祉施設には理由」があるです。
それでは、はじめていきましょう。
採用難の時代に選ばれる施設の共通点
「求人を出しても、なかなか応募が来ない…」「面接をしても、すぐに辞めてしまう…」
これは、いま多くの社会福祉施設が抱えている悩みです。
少子高齢化が進み、福祉業界全体で人手不足が深刻化するなか、採用活動はかつてないほど難しくなっています。
しかし、一方で同じ地域・同じ給与条件でも、「人が集まる施設」も存在します。
それはなぜでしょうか?
その答えは、給料や待遇といった“条件”だけではない、施設独自の魅力の「見せ方」にあります。
給料だけでは選ばれない時代
かつては「給与や福利厚生を良くすること」が、採用活動の第一の対策でした。
もちろん、それは今でも大切です。
しかし現在、求職者はそれだけで職場を選んでいません。
「どんな人たちと働けるのか」「現場の雰囲気はどうか」「自分らしく働けるか」
こうした「職場のリアル」を知りたいのです。
人が集まる施設に共通する3つのポイント
1. 職場の“温度感”を伝えている
2. “魅力”を見える化している
これらを通じて、職場の魅力を視覚的に「見える化」しています。
応募前に安心感を持ってもらえることが、採用成功の大きなカギです。
3. キャリア支援が描ける環境
働きながら資格取得できる制度や、キャリアアップの道筋が見えることも、若い世代には重要です。
「ここで成長できそう」と感じる施設は、応募者に選ばれやすくなります。
求人サイトは「魅力発信のメディア」へ
いまや求人サイトは、情報を並べるだけの場ではありません。
施設の理念・現場の温度感・働く人の声を伝え、
「ここで働きたい」と感じてもらう“魅力発信メディア”です。
これができる施設こそが、採用難の時代でも人を集めています。
ブラッシュアップスクール東北は「作り方と仕組みを教える場」
当スクールは単にサイトをデザインするホームページ屋ではありません。
福祉施設を営む方が自ら魅力を発信し、応募者に「ここで働きたい」と思わせる求人サイトを作れるようサポートするのがメインです。
ホームページ制作会社が「理解していない」現場のリアル
求人サイトは「作って終わり」ではない
「ここで働きたい」と思われる施設に変わっていきます。
ブラッシュアップスクール東北は「内製化」を教えます
私たちは、単にサイトを外注して作るのではなく、
施設が自分たちで理念を言語化し、現場の魅力を発信できるようになるためのスクールです。
スクールで教える「3つの基本」
1. 魅力の棚卸し
「何を伝えれば人が集まるのか」がわからない…
多くの施設がここでつまずきます。
まずは自分たちの理念、現場の強み、スタッフの思いを掘り起こすことがスタートです。
2. 言葉とビジュアルで伝える
文章だけでは伝わらない温かさや空気感は、写真や動画が補います。
でも、どんな写真・動画を使えばいいのか?
スクールでは、「現場の魅力が伝わる表現方法」を具体的に学んでいきます。
3. 応募につながる導線設計
せっかく良い内容を載せても、応募のハードルが高ければ意味がありません。
「見学・体験申し込み」「LINEで相談」など、応募者の心理に寄り添った導線作りもポイントです。
これらを通じて、施設独自の強みを可視化し、
「求人が集まる仕組み」を内製化できるよう支援します。
外注頼みから脱却し、サイトを「採用資産」に
外注サイトは一時的な“箱”にすぎません。
でも、自分たちで理念・魅力を発信し続ければ、それは施設の採用力を支える大きな資産になります。
もう「ホームページ屋さん任せ」で失敗する時代は終わりました。
これからは、福祉施設自身が情報発信力を持つ時代です。
次回予告
「社会福祉施設の求人が集まらない3つの原因」
あなたの施設の求人サイトが陥りがちな落とし穴を解説します。
次回のブログはコチラ⇒社会福祉施設の求人が集まらな3つのい理由
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