社会福祉施設向け「求人サイトの作り方」②

こんにちは、「ブラッシュアップスクール東北」で講師を務めています行政書士の大場です。
本日は、社会福祉施設向け「求人サイトの作り方」②をお伝えいたします。
第二回目は「社会福祉施設の求人が集まらない3つの原因がある」です。
それでは、はじめていきましょう。
応募が来ない本当の理由と、変えるための第一歩
「求人票は出しているのに、応募が来ない」「条件は他施設と変わらないのに、なぜうちは人が集まらない?」
多くの社会福祉施設がこの悩みを抱えています。
しかし、その理由は決して「人手不足だから」だけではありません。
実は、応募者が「ここで働きたい」と思える情報が伝わっていないことが最大の原因なのです。
原因① 給料・待遇だけの「数字勝負」になっている
求人票の多くは、
●給料
●休日
●福利厚生
といった“条件”だけの羅列です。
もちろん条件は重要ですが、求職者はそれだけで職場を選びません。
いまの応募者が知りたいのは、次のような情報です。
●「どんな人たちと働けるのか」
●「職場の雰囲気は自分に合うか」
●「ここで成長できるだろうか」
数字の比較だけでは、応募者の心は動きません。
原因② 外注サイトが現場の魅力を伝えきれていない
多くの施設が、ホームページ制作会社に求人サイトを外注しています。
しかし問題は、制作会社が福祉の現場を理解していないことです。
●表面的な「きれいなデザイン」
●定型的な文章や写真
●実際の現場のリアルが見えない
その結果、応募者は「この施設のことがよくわからない」と感じ、応募をためらってしまいます。
原因③ 求人サイトを「育てる視点」がない
一度作ったら放置される求人サイトも少なくありません。
ですが、求人サイトは作って終わりではなく、育てるものです。
●新しいスタッフの声を追加する
●現場の様子をブログやSNSで発信する
●採用状況に合わせて情報を更新する
こうした継続的な発信がなければ、求人サイトは「止まった情報の倉庫」になり、求職者の信頼を得られません。
解決のカギは「内製化」と「発信力」
求人サイトは施設の採用力を支える「資産」です。
外注に任せるのではなく、自分たちで理念や現場の魅力を言語化し、発信できる力を持つことが、これからの時代には不可欠です。
ブラッシュアップスクール東北のサポート
私たちは、福祉施設が 「自分たちで発信し、サイトを資産化する力」を育てるスクールです。
●魅力の棚卸しワーク
●応募者の心に届くコピーライティング
● 応募につながる導線設計
● 行政書士・社労士連携による求人助成金活用サポート
これらのサポートで、外注頼みから脱却し「人が集まる仕組み」を一緒に考えて併走していきます。
次回予告
「施設の魅力を言語化する3ステップ」求職者の心に届くメッセージの作り方を具体的に解説します。
次回のブログはコチラ⇒施設の魅力を言語化する3ステップ
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