今、中小企業にこそ必要な「採用特設サイト」の考え方|第1回

こんにちは、ブラッシュアップスクール東北
WEB集客再生プロデューサーの小原です。
【採用力を変える】今、中小企業にこそ必要な「採用特設サイト」の考え方
第1回| 採用がうまくいかないのは、“仕組み”がないから
──中小企業の採用が失敗する本当の理由ついて解説します。
■ 求人を出しても応募がない。
採用してもすぐ辞めてしまう。
自社に合う人材が集まらない……。
多くの中小企業が、採用に関してこのような悩みを抱えています。
しかし、「景気が悪い」「若い人がいない」といった外的要因だけが原因ではありません。
本当の問題は、採用に必要な“仕組み”がそもそも整っていないことにあります。
■ 中小企業の採用がうまくいかない4つの理由
① 求人サイト頼みでは、もう人は集まらない
多くの企業は、ハローワークや求人サイトに掲載することで応募を集めようとします。
しかし、そこには似たような求人が並び、求職者から見れば 「どこも同じに見える」状態。
大手企業に比べ、知名度も劣る中小企業は埋もれてしまいがちです。
② 企業の魅力が、求職者に伝わっていない
今、求職者が企業に求めている情報は**「給与や待遇」だけではありません。
どんな人と働けるのか。どんな未来が描けるのか。どんな働きがいがあるのか。
こうした情報を伝えられずにいる企業は、応募前に選ばれなくなっているのです。
③ 求職者の行動が変わっている
Z世代・ミレニアル世代は、求人票だけを見て応募しません。
企業サイトやSNS、口コミを確認し、「共感できる会社」を探しています。
それでも採用情報を軽視している企業は、そもそも“検討すらされない”リスクを抱えています。
④ 応募しづらい仕組みになっている
応募フォームがわかりにくい。
情報が不足していて不安。
問い合わせ先すら曖昧。
そんな状態では、興味を持った求職者も応募までたどり着けません。
■ 採用が失敗するのは「伝える仕組み」がないから
「いい人材が来ない」のではなく、来る理由を作れていない。
これが、多くの中小企業に共通する採用の本質的な課題です。
つまり、採用活動は「出すだけ」でなく、
「どう伝え、どう選ばれるか」という視点が必要です。
その仕組みこそが、今求められている**「採用特設サイト」です。
■ 次回へつづく
【第2回】“応募が増えない理由”は、会社の魅力が伝わっていないから。
いま求職者が企業に求める情報、応募を後押しする「伝え方」について解説します。