今、中小企業にこそ必要な「採用特設サイト」の考え方|第2回

こんにちは、ブラッシュアップスクール東北
WEB集客再生プロデューサーの小原です。
【採用力を変える】今、中小企業にこそ必要な「採用特設サイト」の考え方
【第2回】“応募が増えない理由”は、会社の魅力が伝わっていないから。
──「求職者は「給与」より「共感」で企業を選ぶ時代へ」ついて解説します。
■ 応募がこないのは、「魅力が伝わっていない」から
中小企業の多くが「求人を出しても反応がない」「いい人材が集まらない」という悩みを抱えています。
しかし、求人票の条件だけで応募が集まる時代は終わっています。
いま、求職者は「どんな会社なのか」「どんな人が働いているのか」「どんな未来が描けるのか」といった、共感できる企業かどうか”**を重視しています。
にもかかわらず、会社の魅力が十分に伝わっていない。
これこそが、中小企業が採用で苦戦している最大の理由です。
■ 求職者が知りたい情報は、求人票には載っていない
かつて求職者が重視したのは、給与・待遇・勤務地といった表面的な条件でした。
しかし今、特にZ世代・ミレニアル世代は、次のような“中身”を重視しています。
求職者が気にするポイント 多くの企業が伝えられていない
企業のビジョン・理念
理念を明文化していない
実際の職場の雰囲気
写真や動画がない/伝えていない
どんな人と働くのか
社員紹介やインタビューが不足
働きがい・成長環境
キャリアパスや研修情報が曖昧
求職者は「この会社で働くイメージ」を持てなければ、 そもそも応募しません。
■ 求職者は、すでに企業を“選んでいる”
現代の求職者は、求人票だけで判断しません。
以下のような情報を事前に調べています。
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公式ホームページ
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採用特設サイト
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SNS(Instagram・X・TikTokなど)
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口コミサイト(Google・Indeed・OpenWorkなど)
その結果、「なんとなく良さそう」「自分と合いそう」と共感した企業だけに応募します。
逆に、情報が不足している企業は“そもそも選ばれない”。
■ 中小企業こそ、リアルな情報発信が必要
「どんな人が働いているのか」「どんな雰囲気なのか」「どんな未来が描けるのか」
こうした情報を、きちんと求職者に伝えられている企業は、自然と応募が集まります。
【効果的な情報発信の一例】
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社員インタビュー → 実際に働く人の声が一番響く
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社内風景・写真・動画 → 入社後のイメージが湧く
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キャリアパス紹介 → 将来を描きやすい
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ビジョン・理念の言語化 → 共感で人は動く
これらをまとめて伝えられるのが、採用特設サイトという仕組みです。
■ まとめ|“伝われば、人は動く”
求職者は「条件」で動く時代から、「共感」で動く時代に変わりました。
あなたの会社らしさが、しっかり伝わっているか?
今一度、見直してみましょう。
■ 次回へつづく
「応募率アップ」「内定率向上」「コスト削減」──採用サイトが生む具体的成果についてご紹介します。