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「行政書士9年目が語る|開業時にやっておけばよかった営業・集客の本質10選」第5回

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こんにちは、ブラッシュアップスクール東北でWEB集客の講師を務めています行政書士の大場です。

今回から、私の体験をもとに「行政書士9年目が語る|開業時にやっておけばよかった営業・集客の本質10選」というテーマ
で、ブログをお届けします。

第5回はターゲットを明確にすべきだったです。

 

それでははじめていきましょう。

1. 開業当初の“誰でもどうぞ”スタイル

開業したばかりの頃、私はホームページや名刺に「相続・遺言・建設業許可・会社設立・内容証明・農地転用…」
と、思いつく限りの業務を全部並べていました。

まるで「行政書士のデパート」結果、誰にも覚えてもらえず、依頼も来ませんでした。

2. 実際にあった迷走エピソード
・名刺交換した相手に「得意分野は何ですか?」と聞かれ、3分間しゃべっても要領を得ず。
・交流会で「全部やります!」と答えたら、「じゃあ、どれも中途半端なんだろうな」と思われたのか、その後音沙汰なし。
・結果、「あなたと言えばこれ!」というイメージが一つも残らなかった。
3. 9年やって気づいたこと
・「誰でもいいです」は「誰にも響かない」
・専門分野を打ち出すことで、ようやく「この人は〇〇が強い行政書士」と覚えてもらえる
・ターゲットを明確にするのはお客さんを狭めるのではなく、むしろ選ばれる理由を作ることなんだなと実感。
4. ターゲット設定のコツ

・原体験から考える
  
過去の仕事・家族の経験・趣味・暮らし
・地域性で考える
  高齢化が進んでいる → 相続・遺言
  建設業が多い地域 → 許可申請
  外国人労働者が多い → ビザ

・前職の経験で考える
  例えば、建設会社の事務経験があるなら建設業許可、
  保険会社出身なら相続や成年後見、
  外資系勤務の経験があるならビザや在留資格。
  「自分が当たり前に知っていること」が、実は強みになります。

・紹介のつながりやすさで考える
  税理士と組めるなら → 会社設立・相続
  不動産業者と組めるなら → 農地転用

・まず“仮決め”でOK
  完璧に決めなくても、発信や実務を重ねながら絞っていけばいいです。

5. ひとこと

最初から「全部できます!」と広げすぎると、誰にも刺さらないという罠にハマります。
大事なのは「あなたといえばこの分野」と一つでも覚えてもらうこと。
ターゲットはしばりではなく覚えてもらうための看板です。

6. 次回予告

次回は「小さな実績の積み上げが信頼になる」です
次回ブログはコチラ⇒
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2025年08月18日 12:38