集客と求人は同じだった!選ばれる企業が実践する共通戦略 |第4回

こんにちは、ブラッシュアップスクール東北
WEB集客再生プロデューサーの小原です。
「集客と求人は本質が同じ|企業成長に欠かせない“選ばれる導線”のつくり方」というテーマで、初心者向けブログ全5回でお届けします。
今回は、【第4回】「集客・求人の共通失敗例|選ばれない企業の3つの落とし穴」ついて解説します。
前回は、成果を出す企業が実践している「選ばれる導線」の作り方についてご紹介しました。
今回は逆に、「なぜ成果が出ないのか?」その典型的な失敗例を、集客・求人に共通する視点からお伝えします。
これらを知ることで、自社の改善すべき点が必ず見えてきます。
■ 成果が出ない企業に共通する3つの落とし穴
① 自社目線だけで、相手目線がない
「言いたいこと」と「伝わること」は違う。
集客でも求人でも、成果が出ない企業は、情報を自社都合で並べがちです。
【求人の場合】
-
福利厚生が充実しています
-
働きやすい環境を整えています
-
昇給・賞与制度あります
【集客の場合】
-
こんな機能があります
-
この価格で提供しています
-
他社より安いです
これらは事実ですが、求職者やお客様にとっては「自分にどんなメリットがあるか?」がわからない表現です。
つまり、「だから何?」で終わってしまう。
求職者やお客様が知りたいのは、「この会社と関わると、自分はどう変われるのか」という未来像です。
自社目線だけでは、選ばれません。
② 情報を「載せているだけ」、導線がない
「作れば来る」では、もう人は動かない。
多くの企業が陥っているのがこのパターンです。
ホームページや採用ページを作ってはいるが、中身は次のようになっていませんか?
-
求人 → 募集要項、福利厚生だけ記載
-
集客 → 商品説明、価格だけ記載
このように、情報は載せているけれど、相手が「興味→共感→安心→行動」できる流れ(導線)が設計されていない。
【失敗例】
-
いきなり「応募はこちら」「お問い合わせはこちら」
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企業紹介と募集要項が並んでいるだけ
-
商品一覧だけ並べて終わり
これでは、「応募したくなる理由」「問い合わせたくなる理由」がありません。
ただ情報があるだけで、心が動く設計になっていないのです。
③ 「選ばれる理由」が整理されていない
何が強みなのか、自分たちも説明できていない。
成果が出ない企業ほど、自分たちが何で選ばれているのかを明確に言語化できていません。
よくある例:
-
「うちはアットホームな会社です」
-
「お客様第一でやっています」
-
「誠実に対応しています」
これらはすでにどこの企業も言っていることで、差別化にならない、共感を生まない言葉です。
求職者もお客様も、「他と何が違うのか?」を知りたいのです。
-
この会社にしかない考え方
-
このサービスでしか得られない価値
-
この職場でしか体験できない成長
選ばれる理由が明確でない企業は、どこにも選ばれません。
■ 集客・求人、両方に起きやすい失敗まとめ
失敗 |
結果 |
---|---|
自社目線でアピール |
相手に響かない |
情報を載せただけ |
興味が続かない、行動につながらない |
強みが曖昧 |
比較検討され、埋もれる |
この3つが揃うと、集客も求人も成果はほぼ出ません。
■ どうすればいいのか? その答えは…
-
「自社が言いたいこと」ではなく「相手が知りたいこと」を言う
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「情報提供」ではなく「未来像を描かせる」発信をする
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「作れば来る」ではなく「行動導線」を設計する
-
「とりあえずの表現」ではなく「選ばれる理由」を言語化する
これができる企業は、求職者にもお客様にも自然と選ばれていきます。
■ 次回予告
いよいよ次回は最終回。【集客も求人も「選ばれる企業」へ ─ 導線を育てる実践ステップ】というテーマで、導線をどのように構築し、育てていくべきか、具体策をお伝えします。
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