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「行政書士9年目が語る|開業時にやっておけばよかった営業・集客の本質10選」第2回

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こんにちは、ブラッシュアップスクール東北でWEB集客の講師を務めています行政書士の大場です。

今回から、私の体験をもとに「行政書士9年目が語る|開業時にやっておけばよかった営業・集客の本質10選」というテーマ
で、ブログをお届けします。

第2回は専門分野を早めに決めるべきだったです。

 

それでははじめていきましょう。

1. 開業当初の“なんでも屋”状態

開業したての頃の私は、名刺にびっしり「相続・遺言・建設業許可・会社設立・内容証明・農地転用……」と書いていました。
今見返すと、名刺というより「行政書士百科事典」状態で結果、「結局あなたは何が得意なの?」と誰にも覚えてもらえず。

2. 実際にあった“迷走エピソード”
  • ある日:午前中は相続相談 → 午後は建設業許可の書類をかじり → 夜は農地転用の本を読む
    頭の中はカオス状態
  • 異業種交流会で「何が得意ですか?」と聞かれ、3分以上しゃべっても結局伝わらず。
  • 結果、誰にも紹介されない → 集客ゼロ。
3. 9年やってわかったこと
  • 「なんでもできます」は「何もできない」と同じ。
  • 人に覚えてもらうには 「この分野ならあの人」 というラベルが必要。
  • 専門分野は「一生決めたら固定」じゃなくてOK、まずは入り口の看板を作ることが大事。
4. 専門分野の決め方
●好きかどうかより「需要」と「自分の接点」で考える
 ・原体験で考える(過去の仕事・家族の経験・趣味・暮らし)
 ・前職で考える
 ・地域性で考える 
●先輩や同業との競合状況を見て穴場を探します。
●最初は仮の専門でOK → 発信を続けながら絞っていけます。
5. ひとこと

最初から「全部できます!」は失敗のもと
むしろ「相続ならこの人」「許可ならこの人」と一つ覚えてもらえれば、そこから他の業務にも広がっていきます。
専門分野は看板になります。
まずは1つ、あなたを覚えてもらえる分野を掲げてみてください。

6. 次回予告

次回は「人脈は最大の営業資産」
私が孤独営業で心が折れかけた頃の話からお届けします。
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