結婚相談所・婚活支援者のための「ビフォーアフター・問題提起型」文章術②

こんにちは、「ブラッシュアップスクール東北」で講師を務めています行政書士の大場です。
本日は、「結婚相談所・婚活支援者のための「ビフォーアフター・問題提起型」文章術②」をお伝えいたします。
第二回目は「ブログで読者の心を掴む「問題提起」の作り方」というテーマです。
それでは、はじめていきましょう。
なぜ「問題提起」が必要なのか?
結婚相談所のブログでよくある失敗はこれです。
・サービス紹介ばかり
「当相談所は成婚率70%、仲人歴15年です」「会員数〇〇〇〇〇名」「成婚数NO.1」「会員数NO.1」「東証プライム上場」「〇〇賞」
・ 一般的な婚活ノウハウだけ
「婚活では清潔感が大切です」
これらは確かに正しいですが、読者(婚活希望者)の心には刺さりません。
なぜか?
読者は「自分に関係ある話かどうか」で読み進めて決めるからです。
そのために必要なのが 問題提起。
読者の心の奥にある悩みを代弁し、「これ私のことだ」と思わせるのがポイントです。
問題提起で読者が「ドキッ」とする理由
・ 驚き
・ 共感
・ 続きを知りたい欲求
が生まれます。
特に婚活希望者はこんな心理を抱えています。
1,「今のままでいいのかな…」
2,「婚活、気になるけど失敗が怖い」
3,「結婚相談所って私には敷居が高そう」
これをブログの冒頭で炙り出すのが問題提起の役割です。
問題提起の作り方【3ステップ】
ステップ1|読者像を明確にする
まず「誰に向けて書くか」を絞ります。
ステップ2|隠れた本音を書き出す
「忙しいから」「まだ出会いがあるかも」といった表向きの理由ではなく、心の奥の本音に迫ります。
ステップ3|問いかける or 代弁する
読者がドキッとする一文を冒頭に記載するのがポイントです。
●問いかけパターン例
「仕事を理由に、婚活を後回しにしていませんか?」
「このまま誰にも選ばれなかったら…と不安になる夜はありませんか?」
● 代弁パターン例
「仕事も趣味も充実。でも、ふとした夜に『このままでいいのかな』と思うことが増えた」
成功する問題提起の特徴
●具体的な状況や感情を描く
● 読者が「これ私だ」と共感できる
● 続きを読みたくなるよう心にひっかかりを作る
ビフォーアフター実例
❌ 【ビフォー】ありきたりな冒頭
「結婚相談所は忙しい人にもおすすめです。」
〇【アフター】問題提起のある冒頭
「仕事も趣味も充実。でも、ふとした瞬間『私、このまま一人かも…』と不安になることはありませんか?」
問題提起は読者の心の奥にある悩みを 言語化し「これは私のこと」と思わせる技術です。
ここができると、ブログは“ただの情報提供”から“共感される集客記事”に変わります。
次回予告
次回は 「私のことだ」──読者の心を掴むビフォー(Before)の描き方をお伝えします。
読者が「この人は私のことを分かってる」と感じる文章テクニックです。
次回のブログはコチラ⇒「私のことだ」──読者の心を掴むビフォー(Before)の描き方