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結婚相談所・婚活支援者のための「ビフォーアフター・問題提起型」文章術②

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こんにちは、「ブラッシュアップスクール東北」で講師を務めています行政書士の大場です。
本日は、「結婚相談所・婚活支援者のための「ビフォーアフター・問題提起型」文章術②」をお伝えいたします。

第二回目は「ブログで読者の心を掴む「問題提起」の作り方」というテーマです。


それでは、はじめていきましょう。

なぜ「問題提起」が必要なのか?

結婚相談所のブログでよくある失敗はこれです。

 ・サービス紹介ばかり

「当相談所は成婚率70%、仲人歴15年です」「会員数〇〇〇〇〇名」「成婚数NO.1」「会員数NO.1」「東証プライム上場」「〇〇賞」

・ 一般的な婚活ノウハウだけ

「婚活では清潔感が大切です」

これらは確かに正しいですが、読者(婚活希望者)の心には刺さりません。

なぜか?

読者は「自分に関係ある話かどうか」で読み進めて決めるからです。

そのために必要なのが 問題提起

読者の心の奥にある悩みを代弁し、「これ私のことだ」と思わせるのがポイントです。

問題提起で読者が「ドキッ」とする理由
人は自分の内面を言い当てられると、
・ 驚き
・ 共感
・ 続きを知りたい欲求
が生まれます。
 

特に婚活希望者はこんな心理を抱えています。

1,「今のままでいいのかな…」
 2,「婚活、気になるけど失敗が怖い」
 3,「結婚相談所って私には敷居が高そう」

これをブログの冒頭で炙り出すのが問題提起の役割です。

 問題提起の作り方【3ステップ】

ステップ1|読者像を明確にする

まず「誰に向けて書くか」を絞ります。

 例
・年齢:38歳女性
・状況:仕事は充実。でも結婚は後回しに
・悩み:この年齢で相談所はハードルが高い
 ステップ2|隠れた本音を書き出す

「忙しいから」「まだ出会いがあるかも」といった表向きの理由ではなく、心の奥の本音に迫ります。

 例
・「もし誰にも選ばれなかったら怖い」
・「友人の結婚報告が心から喜べない」
・「もう若くない自分に価値があるのか不安」
 ステップ3|問いかける or 代弁する

読者がドキッとする一文を冒頭に記載するのがポイントです。

 ●問いかけパターン例

「仕事を理由に、婚活を後回しにしていませんか?」
「このまま誰にも選ばれなかったら…と不安になる夜はありませんか?」

● 代弁パターン例

「仕事も趣味も充実。でも、ふとした夜に『このままでいいのかな』と思うことが増えた」

成功する問題提起の特徴

●具体的な状況や感情を描く
● 読者が「これ私だ」と共感できる
● 続きを読みたくなるよう心にひっかかりを作る

 ビフォーアフター実例
❌ 【ビフォー】ありきたりな冒頭

「結婚相談所は忙しい人にもおすすめです。」

〇【アフター】問題提起のある冒頭

「仕事も趣味も充実。でも、ふとした瞬間『私、このまま一人かも…』と不安になることはありませんか?」

 

問題提起は読者の心の奥にある悩みを 言語化し「これは私のこと」と思わせる技術です。

ここができると、ブログは“ただの情報提供”から“共感される集客記事”に変わります。

 次回予告

次回は 「私のことだ」──読者の心を掴むビフォー(Before)の描き方をお伝えします。
読者が「この人は私のことを分かってる」と感じる文章テクニックです。

次回のブログはコチラ⇒「私のことだ」──読者の心を掴むビフォー(Before)の描き方

2025年07月17日 21:52
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