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結婚相談所・婚活支援者のための「ビフォーアフター・問題提起型」文章術③

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こんにちは、「ブラッシュアップスクール東北」で講師を務めています行政書士の大場です。
本日は、「結婚相談所・婚活支援者のための「ビフォーアフター・問題提起型」文章術③」をお伝えいたします。

第三回目は「私のことだ」──読者の心を掴むビフォー(Before)の描き方というテーマです。


それでは、はじめていきましょう。

なぜ“ビフォー”が必要なのか?

多くの結婚相談所のブログは、いきなり 「私たちのサービスなら理想の結婚ができます!」 とアピールしがちです。


でも、婚活希望者はこう思っています。
 「理想はわかる。でも、今の私にできる気がしない…」

だからまずは、読者が抱える 現状の悩みや葛藤(ビフォー) を文章で描くことが大切になります。

すると読者はこう感じます。

● 「これ私のことだ」
● 「この相談所なら分かってくれそう」

 ビフォーを描く3つのステップ

 ステップ1|読者の現状を具体的にイメージする
誰に向けた記事なのか、読者像を絞り込みます。
 例:38歳女性
・状況:仕事は充実、恋愛は遠ざかり気味
・悩み:「今さら婚活しても誰にも選ばれないかも」
・生活:夜はSNSで友人の結婚・出産報告を見てモヤモヤ
 ステップ2|「悩みの日常シーン」を描写

読者の1日の中で「ふと不安になる瞬間」を切り取ります。

 例文

「仕事から帰宅後、1人でコンビニのご飯を食べながらスマホをスクロール。友人の結婚式の写真に『おめでとう』とコメントしたけど、心の奥ではチクっと痛みが走った」

 ステップ3|感情を言語化する

現状の描写に、読者が感じている感情を添えます。

「私、このまま一人かもしれない」
「婚活してもうまくいかなかったらどうしよう」

ビフォー実例
❌ NG例:抽象的な文章

「結婚を諦めかけている方は多いものです。」

〇 OK例:具体的で感情的

「誕生日の夜、誰からも連絡が来ないスマホを見つめながら『私、このままずっと一人かも…』とつぶやいた」

 書き方のコツ

●読者の「あるある」を散りばめる
→ 例「親から『そろそろ…』と言われるのがプレッシャー」

●数字や状況でリアリティを出す
→ 例「アプリで10人とマッチングしたけど、誰とも続かなかった」

●短い文章でリズムよく
→ 重いテーマなので読みやすさを意識。

 ビフォーの後に続ける一言

ビフォーの後は 読者を次の未来(アフター)へ誘導します。

 例

「そんなあなたも、半年後には隣に笑顔のパートナーがいる未来を想像できますか?」などと未来を見せる

次回予告

次回は 「私にもできるアフター(After)の描き方」 です。
読者に「私もこうなりたい!」と思わせる理想の未来の描き方をお伝えします。

次回のブログはコチラ⇒私にもできるアフター(After)の描き方

 

 

2025年07月17日 23:26
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